住友不動産でインナーガレージ付きの大きくない家を建てるブログ

紆余曲折あって住友不動産でインナーガレージ付きの大きくない家を建てることになりました。
その経緯を備忘録兼口の掃きだめとして書いていこうと思います。

外構工事で気を付けた方がいいこと。

恐らくうちで一番興味を持ってもらえそうなのは、話の流れでなぜか作ることになってしまったインナーガレージでしょう。


ですが、そこの話をする前に、外構の話をしようと思います。


うちは共働きしないと家が買えない程度の収入しかありませんので、少しでも費用を抑えたい。そういう話をプラン検討の中でもしていたのですが、営業の方からそれならば外構は別の業者にやってもらった方がよい、という提案がありました。


まあ話としては至極真っ当ですよね、上前刎ねて儲けを出している所に頼まずに、直接発注してコストを抑えるってのは、、、



そして、その結果がこれです。


いくつか条件が重なって、自宅の敷地の中で自分の車がスタックして身動きが取れなくなり、仕方なくJAF呼んで助けてもらいました。


なぜこんなことになったのか?
順を追って解説します。


まず、前提として、家の建築中は(外部業者による)外構工事を入れられません。
それは、引き渡しを受けるまでは建築を受託している側に責任があるからです。
自分の敷地なのに、、と思うのですが、まあトラブルを避ける(誰がxxxx壊した、等)ためには仕方ないのでしょうね。
なので、外部業者で外構をやることにすると、引き渡しされた時は表札もポストも植木も駐車場のコンクリートもない状態です。これが嫌だという人は高いマージン払って一括で発注した方が良いでしょう。


ですので、我が家もそんな状態で引き渡しを受けました。
そして、果敢にも引き渡しを受けたその日から新居で生活を始めました。


となると、駐車場予定地は泥むき出し。
そこへ車を止めて生活してました。


本当はすぐにでもコンクリを打ってもらおうと思っていたのですが、契約のあれこれをしている間に家の引き渡しの日が来てしまい、すぐにはコンクリを打てなかったのです。
ちなみに、ガレージの中のコンクリも、あらかじめ基礎部分を低めに作っておき、外構工事で最終的に車が乗る面を打ちました。なので、ガレージの床は外構屋さんの仕事です。


そして、とある大雨の降った日、車で出かけようとしたところ、写真のような状態になってしまいました。


なぜか。
それは、写真で見ると白い蓋が土に埋まっているのが判ると思いますが、ここが雨水浸透桝だから、というのが答えです。


雨水浸透桝とは?
基本的に、敷地に降った雨水は敷地内で処理するという原則があります。
下水には流してはいけないことになっています。(上下水道の料金は上水の使用量から下水の使用料を決めています。即ち、使った上水がそのまま下水に流れる、という計算なので、下水側には流量計がついていません)
そのため、屋根に降った雨水を樋で集め、地中に拡散させる必要があります。
その拡散の役目を負っているのが、雨水浸透桝です。


これが、丁度よく車を止めたそばにあったので、大雨ののちタイヤ周辺がぬかるんで自宅敷地内でスタックするという、恥ずかしい目に遭ってしまいました。
恐らく、家と駐車場の位置関係がこうでなければ、雨水浸透桝の近くに車を止めることはないので、泥の状態で車を止めていてもスタックには至らなかったのでは?と思います。


ですので、外構工事を外部業者にお願いする際は、日程調整をしっかりすることと、車を止めるなら雨水浸透桝の位置は気にしておいた方がいいかもしれません。


結果として我が家は当初予算はかなりオーバーしたものの(住友の営業と話している時の想定に対し50%くらいオーバーした)、4社くらい相見積もり(と仕様提案)取って比較したこともあり、外構工事としてはまあまあ満足のいく出来上がりとなりました。